2012/06/04

The Dawn of Haiku OS - How a volunteer crew brought a crack operating system back の巻

Haiku の夜明け - いかにしてボランティアチームは素晴らしいオペレーティングシステムを蘇らせたか
It was the summer of 2001, and computer programmer Michael Phipps had a problem: His favorite operating system, BeOS, was about to go extinct.
Haiku およびその元となった BeOS の歴史と、Haiku の特徴をまとめた、Haiku へのお誘いです。ちょっと広告ぽい感じも受けますが…
But for the dozens of volunteer developers who have worked on Haiku, it has been a labor of love.
一度死んだ商用 OS をボランティアの手で OSS として再構築した例を私はあまり知らないのですが、ここまで BeOS が人を惹きつけたのは何故だったんでしょう? 個人的には、あの当時に "All New" で現れたのが大きいと思います。私も BeBox 買うために、初めて海外に Fax 打ったり、クレカを作ったりしたものです。
In the 11 years since the project began, we’ve released three alpha versions of the software, and this month we expect to release the fourth and final alpha. After that we’ll move to the beta stage, which we hope to get out by the end of the year, followed by the first official release, known as R1, in early 2013.
ちょっとこのあたりは論議を呼んでいるところですが、私は現状で十分 BeOS の代替になっていると思うので、α から β 版に移行しても良いと思います。Ubuntu などのように、定期リリース方式が良いと思うんですが、リリースマネジャーのいないのが、Haiku プロジェクトの弱点の一つでしょうか。
What really sets Haiku apart, though, is its efficiency and speed.
このあたりからは、他の OS との比較を交えながら、Haiku の特徴の説明に入ります。まず、GUI までにおよぶスレッド化による、アプリの軽快な動作、反応性の良さが挙げられています(Windows での「応答待ち」、OSX でのクルクルカーソルが起こりにくい)。続いて、スレッド単位のマルチプロセッサ割り当て、属性データベース付きファイルシステムが挙げられています。個人的には BeOS から受け継いだ、大容量のデータを効率良く扱うシステムというのも挙げたいところ。他に挙げられているモノカルチャー理論や、多すぎるディストリや API の煩雑さ、インストールサイズの肥大化など、他 OS との比較で出しているところはちょっと違うんじゃないかという気も。
Ultimately, Haiku represents a different way of viewing your personal computer.
もし、原文を読んで、Haiku を動かしてみたくなったら、仮想環境ではなく USB メモリ起動など、実機で試されることをお勧めします。仮想環境だとどうも動きが悪いので…

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